合言葉は釣り

　釣りを始めた。悪戦苦闘している様子はもうツイッターで垂れ流しにしているので見たい人は見てほしい。

今日から釣りを始めたのですが3回投げたところで、ルアーが飛んでいきました。おしまいおしまい。

— ラージ・ボリ (@Raaj_bori) 2020年6月1日

　久しぶりに新しいことを始めている。しかも今回は一人だ。周りに釣りをやっている友人なんて一人もいないおらず、ただ単に YouTube を見て勉強している。初めはこうやって苦労することも分かっているが苦労するごとにしんどいと思う。ルアーが3回飛んだきはもうやめてしまおうと思ったけれども案外とうまいこといくようになった。コツをつかむということであろうか。何よりもこの町は釣りをしている人が多い。釣りを終え家に帰る。家の前で釣り道具を洗う。案外これが面倒くさい。すぐに登山と比べてしまうのは良くないのであるが、登山の道具なんか2日3日置いて洗えばいいものである。しかし釣り道具は2日3日置いておくと錆びてしまう。早急に洗う必要があるのだ。めんどくさいなあと思いながら洗っているとご近所さんが通った。僕の釣り道具を釣りするの!?と声をかけてくる。そこから会話が弾む。
ご近所で知らないおじさん達とも釣りを通して会話が弾んだ。こんな大きいの釣ったことあるで。料理できんの?釣りが合言葉のように人間関係が生まれる。不思議な場所だ。ここに住んでいる人はみな釣りは一回経験すると聞いたような。少しめんどくさいなと思っていた釣り道具のメンテナンスが楽しくなった。新しいことを始め、そして知り合いが増える。本当にいいことだなぁ。