二人で歩けば凸凹で

 晩が寒い。もうクーラーもいらない。気付けばコオロギが鳴いている。秋なんです。気温が下がると悲しい気持ちが溢れるのは何ででしょうか。人恋しくなるのは何ででしょうか。僕だけなんかな〜と思っていたら複数人の友人から遊びの誘いを受けた。みんなも寂しいのかもしれない。

 もう1週間で2回も三宮に行っている。正直、見るとこないわ〜というくらい行っている。しかしそれでも集合場所は三宮。どの沿線からもアクセスが良いし、なんだんかんだあるから。ずっとカレーを食べた。いやホンマにずっとカレー。友人からは「ここ最近、〇〇(僕の名前)とはカレーしか食ってない。」とインスタグラムに投稿される始末。ごめんねと謝った。しかし彼は「それがええから、次もカレーで」と言われる。彼とは高校から大の仲良しで、大学も全く違うのにずっと連絡を取り合っていた。彼は高身長で僕は低身長。二人で歩けば凸凹で、男女問わず彼に視線が行くのが僕はよーく分かる。彼は最近大阪に転勤となり、またよく遊べるようになった。嬉しい。

 彼は散髪に僕は祖母に呼ばれて、祖父母の元へ。六花亭のお菓子をネットで注文したいらしいが、オンラインショップが不慣れな為に、手伝ってほしいらしい。そんなくらいお安い御用とぱっぱとやる。夕飯はこっちで食べてけと言われたので、言葉に甘える。昔から祖母の料理はよく食べていた。丁寧に作る彼女の料理はホンマに美味しい。しかしここ最近は僕が来たらええもん作らなあかんと感じているのか、揚げ物が中心だった。(揚げ物がええもんという僕の家族共通の認識も面白い)揚げ物はもうええよという僕の一言により、今回は炊き込みご飯を作ってくれた。手伝おかと声をかけても、ええからと拒まれる。それならゆっくりしますと僕は祖父とテレビを見る。贅沢だ。数年して転職して神戸を離れたら、こういう生活はできないだろうなと考えると悲しい。その前になんとか今までの恩を返すとまではいかないが、できるだけの手伝いをしていきたい。炊き込みご飯はほんのりほんのりとした味で旨かった。
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 ここ半年、特に4月からを振り返ると何もしていない。恥ずかしい。周りの環境を変えるためには、ポンポンと飛び込んで行かなあかん。だから近々気になる団体にポンポンと顔を出すつもり。状況を好転させるためには動かなあかんや!と自分に言い聞かす。そんな秋の前の時期。