前方後円墳の食パン

 先日朝ごはんを食べようとパンを焼いた。1人暮らしを始めてというもの毎日朝はパンと決まっている。パンが好きということ自体あまり気づかなかった。しかし今はパンがなければ生きていけない体になっちゃった。気づけばうちの親父も毎朝パンと牛乳だけという質素な朝飯。幼い頃の僕はそれを見てなんて質素なんだろうと何度も思った。しかし今や社会人となった僕、毎朝食パンを食べる。親父の食生活がやっと理解できた。そしてパンを焼いてよくよく見るとあれ前方後円墳にそっくりじゃん。パシャリ。
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日々の小さなこんな気づきが楽しい。それで生活が変わるか変わらないかで言えば全く変わらないけれども、小さなことを愛でるように眺めることが良し。僕の大好きなみうらじゅんとか赤瀬川原平は日常に面白さを見つける才能に溢れているのだろう。だから僕も惹かれるのかもしれない。

 
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 地元である神戸でもまだまだ知らないことがたくさんある。最近和田岬に足を伸ばしたが運河があったり、日本最古の旋回橋があったりと驚きの連続だった。そういや灘も疎いな。北区なんて全然知らんわ。いやまだまだあきませんな、そして飽きもせーへんなという気持ち。周りを見渡せば知らないことなんてなんぼでもあると街が教えてくれている。しかし向こうからは教えてくれない。僕が教わりにいかなければならない。それもまち歩きの醍醐味。いやはやこれからも神戸探訪は続く。